2017年 07月 25日
楽旅報告 20017年7月9日 アマポーラの夜は更けて… |
アマポーラを縦長の長方形とすると、左の長辺の真ん中に、3メートル四方くらいの窪みがあって、そこがステージになっていた。
ピアノはアップライトで、奏者がお客さまに右横顔を見せるような形でで壁にくっつけてある。
YU-MEさんが客席のセンターに立つと、立ち位置は私の右斜め後ろあたりとなり、体ごとねじらない限り合図は全く見えない。
なので、背中で息遣いを、気配を聴く。
YU-MEさんの歌には、その曲に彼女が抱いている世界観がはっきりと出ていて、だから、ほんとはただそれに寄り添い、ともに流れゆくだけで良いはずだ。
だが実際にはそういうわけには行かなかった。
それまで、聴くだけの人になって 音楽の導くままに弾いていたのが、ちょっと変わったコード進行の部分で、はっ!と我に返り(爆)、急に我に返ったもんだから恐ろしく慌てていて、譜面の該当箇所を探す目が泳いで、あらぬ音を弾く、とかサ…(^o^;)
幾つも事故を起こして、きっとYU-MEさんに無用な意識の動きをさせたりしたに違いない。
ん~、やっぱり私は、譜面無しで弾けるくらいに曲を覚えないとダメだぁρ(´-_-`)
…などと言うのは、もちろん後で自身を総括して、の話で(笑)
純文学的な絶望の歌から、客席のオジサマいじりの曲まで、いろんな世界がYU-MEさんのなかから出てくる現場では、ただただ共に面白く時を漂うだけだ。
「予めセットリストを決めずに、その時その場の流れで次の曲を決めたら?」と提案したのは、私がいつもそうしてて、そうするとなんだかとても自由な気がするからだ。
けど、次に何が来るのか直前までわからない、って、ドキドキするもんですなぁ~、と体感(^o^;)、いや、悪くないドキドキですけどね(笑)
これからは妙晶岳trioの二人に、もう少し優しくしようかな(爆)
アマポーラに到着したとき、「わ!もしかして海に沈む夕日が見れる?あ、でも演奏中かぁ…」と言ってた私たちのために、1セット目終了後Hanabiさんがご提案下さり、みんなで道を挟んだお向かいのお家のお庭(ベストスポットなんだって!)に見に行ったり…雲のせいで、夕日が海に沈むところは見られなかったけど…
せっかく東京キューバンボーイズのパーカッションだった方がいらっしゃるのだから、と出て来ていただいて、YU-MEさんの "TRISTEZA" に続き、宇田川、歌詞嘘クソのままm(_ _)m 森香さんの「損」をやらせてもらって、増田さんとおっしゃるその方の、愛情溢れる素晴らしいプレイに一段と盛り上がったりヽ(´▽`)/
タイトルは敢えて伏すがΨ(`∀´#)(爆)、お上品なものから下世話なものまで 何でも有りな二人ならでは、の曲もやり~の、
YU-MEさんが歌ってくれた、宇田川オリジナルの「Sol la mi」に しみじみしたり、
終演後は、Hanabiさんが用意してくださった数々のご馳走!を飲み且つ食らいつ、増田さんはじめ 皆さまといっぱいお話したり、
(ご馳走の写真と、共に旅したお二人のレポートはこちらでご覧いただけます↓
煙草を吸ったり帰る人と喋ったり、外で呑みながら長時間過ごしても蚊に刺されなかったり(8時以降は蚊がいないから、裸で歩いても刺されないと地元の人が言うのは、あながち嘘ではないかも)
で、お店に戻ったら、アフターアワーズ セッション大会になっていたり(笑)
ステキな宿舎にご案内いただいて、初体験満載の一日は終った。
Hanabiさんはじめお店の皆さま、お越し下さった皆さま、こんな素敵な楽旅に声をかけてくれたYU-MEさん、プレイヤーが快適に過ごせるよう心を砕いてくれたぱんくろうくんに感謝だ!(^o^)/
そしてまだまだ続くよ、珍道中(^_-)☆
by TaeUdagawa
| 2017-07-25 12:12
| 楽旅報告